ユーザーがリンクをクリックする3つの理由
それは次の3つです。
1.次の情報を得たい(進みたい)と思ったとき
2.興味や好奇心にそそられたとき
3.興奮状態に陥ったとき
です。
その説明を順にしていきましょう。
まず、
1.次の情報を得たい(進みたい)と思ったとき
です。
これは、
・自分が欲しいと思ってい情報がこの先にあると思った
・ページにある情報を読み終えたので次に進みたいと思った
ということですね。
具体的に言えば、欲しい商品を売っているところが知りたいと思った訪問者が、
「●●はこちらで買えます」
と書いてあったらクリックしたくなるってことです。
一番安いところで購入したいと思っている訪問者にとっては、
「●●の最安値はこちらで買えます」
といったリンクに目がいくでしょう。
もっと言えば
「楽天では●●の最安値は\10,000です」
「アマゾンでは●●で\9,000です」
といった情報があれば信憑性も増し、クリックされやすいでしょう。
しかし、だからと言ってこういった文字列がクリックされるとは限りません。
理由は簡単です。
例えば、訪れたユーザーが「あなたに問い合わせをしたい」と思っているときに、
「●●はこちらで買えます」
と誘導してもクリックされません。
要は訪問者の気持ちとクリックされるもの(リンク)の意思統一が図れていないからです。
もっと言えば、お問い合わせページでこういった誘導をしていないかということです。
例えリンクがあったとしても、これをクリックしても今の自分の欲求はおさまらないからです。
これではクリックされようがありませんよね。
他にも「公式サイトはこちら」といったリンクもあります。
これは訪問者に信頼性を持たせるために使ったりしますが、なんでも使えば良いというものではありません。
例えば、偽物や類似品が横行しているような商品の場合、公式サイトで買うのが一番安心といって誘導するのはよいのですが、
安く買いたいと探している人にとって、これは必要な情報でしょうか?
他では売っていない。正規品はココだけ。こういった文脈から「公式サイトはこちら」への誘導は情報を得たいと思う訪問者にとって進みやすい状態ということですね。
こういった直接的な要求の他には、
ページ内を読み終えたが自分の欲しい情報が得られなかったときにクリックという行動に出ます。
知りたいことが書いていないというほどでもないが、満たされないときです。
例えば、ニキビを治したいと思っている訪問者が、ニキビはなぜ出来る?というページにたどり着いたときなどです。
理由はいいから、治し方を教えてほしいー。という状態です。
そこで、
「次はそんなニキビの治し方を紹介します」
とあれば、クリックしたくなるでしょう。
しかし、
「次はそんなニキビの予防方法です」
とあれば、既に出来て困っている人にとっては欲求は満たされないのです。
このような「次の情報を得たい(進みたい)と思ったとき」に訪問者はクリックという行動に出るのです。
少々長くなりそうなので、続きはまた明日にでも。